大空へ

審査員講評

ビルを見上げる視線、ボートに乗る人たちのオールが残した水面の跡が画面の手前から奥まで、ダイナミックに写真の縦の構図を構成している。ビルを飛び出すボートの溢れる躍動感が表現された。

建築物と一体化したモニュメントが、フォトジェニックな都市の風景を生んでいる。

モニュメントは非常にインパクトがあってユニークなもの。それだけに、タイトルや構図なのでもう一工夫あれば、より面白い作品になったかも。

建物を遡上するモニュメントの躍動感が伝わります。青空が海のように見え、果てしない旅の始まりを感じます。