佳作
真のバリアフリー社会へ
小西 直昭 様
撮影場所:大阪府大阪市此花区
施設名等:大阪万博2025会場
車椅子を何段にも重ねたこのモニュメントは身障者が暮らしやすい社会への願いが込められているそうです。グレーの色彩と世の中を映す凸面鏡との構成は映し出された見学者に内省を迫って来るようでした
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モニュメントファクトリーホッカイ
(株)北海鉄工所 リンカイベース・アンド・ラボ
月〜金曜日/9時〜17時受付〔祝日除く〕
車椅子の集積が万博会場を写す。モニュメントも空も画面全体が白色に統一され、複雑な奥行きを感じる。車輪の大中小の円がリズミカルな動きを生み出す様、縦長の構図が活かされている。
極端に積み上げられた量の存在感から、モニュメントが語るコンセプトを切実に伝える迫力を持っている。
とにかく「これは何だ?」と思わせる、ユニークな作品。ミラーに周辺の様子が映っている点も面白い。
複雑な構造のモニュメントと、鏡に映り込む現実世界とのコラボレーションが強いメッセージとなり、見るものに訴えかける一枚です。