かかし

社長講評

この世界観が好きです。
誰が人なのかしばらく分かりませんでした。本当の家族のようにかかし達に溶け込んでいます。
風景ものどかでマッチしています。

審査員講評

よくみるとかかしと分かった瞬間にほほえましいと感じました。

かかしと一緒に美しい風景を見ているように引き込まれました。

あえて背後から撮影した構図により、かかしに関わらず温かみを感じる写真となっている。

モニュメントの作成時の様子と、写真の撮影時の様子が想像されました。彼岸花や棚田の色合いで季節感も伝わる、素敵な一枚だと思います。

案山子たちと被写体の方との近景、彼岸花の咲く中景、稲穂の残る棚田の遠景、収穫の秋、ほのぼのとした風景が広がっています。人々との関わりを担う案山子というモニュメントを制作された方の心の温かさを感じます。