佳作

8時間労働発祥の地モニュメント

8時間労働発祥の地モニュメント

安岡 則久 様
撮影場所:兵庫県神戸市中央区東川崎町
施設名等:8時間労働発祥の地記念碑

作品のコメント

カモメが飛び交う神戸港。1919 年、日本に 8 時間労働制が出来て、皆が元気に働ける環境が整い始めました。
その発祥の地、川崎造船跡地に記念碑があります。

審査員講評

現実の風景にゆがんで写りこんだ世界から、時空のひずみを感じます。

モニュメントの上をカモメが羽ばたく瞬間を切り取った視点に独創性を感じます。モニュメントに映り込んだ映像と共に生命力、躍動感を感じる作品です。

美しく磨かれた記念碑に映り込むカモメたちが港の開けた空を飛ぶ姿に、何十年も前に働くことに向き合い、今へと続く大きな一歩を踏み出した人々の功績を思い浮かべました。

神戸港にて飛び交うカモメ、モニュメントは日常の風景を映し出し、一瞬の風景を写真に収められました。モニュメントのその形状から天地が反転したり、飛ぶカモメに手が届きそうな距離感、ユニークな表現となりました。

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